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目次

助成事業

ルーセント・テクノロジーIYF青少年育成基金
2003年度 助成先事業

「不登校の青少年を対象とした居場所の2拠点化事業 」

助成金額2,100,000円
団体名特定非営利活動法人 寺子屋方丈舎
代表者江川和弥
所在地福島県会津若松市

地方における不登校の青少年へのサポート体制充実を目指す事業です。入会希望者数の増加に対応すると共に、プログラムをより多岐に展開するために、喜多方市役所が保有する旧養護学校施設を利用して活動拠点を1ヶ所から2ヶ所へと増やします。地域産業や田植え等、子ども達が地元地域の文化・歴史への理解を深めるプログラムを実施し、2つの拠点間での情報の共有の必要性などについて研修を行います。

「 G-Freeプログラム実施事業 」

助成金額1,990,000円
団体名特定非営利活動法人 シーン
代表者遠矢家永子
所在地大阪府高槻市

中学校の授業として「ジェンダー・フリー」プログラムを実施します。「ジェンダー・フリー」とは、誰もがありのままの自分を生きられる社会、社会や職場、人生のパートナーとして互いに尊重し、かつ協力していける関係性の提案です。「女の子」だからやさしくて家事ができる、「男の子」だから泣かず負けずに家計を支える等、性別によって"らしさ"を規定しない視点への気づきや知識提供を目的とします。

「 ホームエディケーションプロジェクト(HEP)の実施事業 」

助成金額1,300,000 円
団体名特定非営利活動法人 ブレーンヒューマニティー
代表者能島裕介
所在地兵庫県神戸市

家庭にいる不登校の子ども達を、専門家による研修を受けた大学生が家庭を訪問します。主に専門学校や大学への進学を希望する等、次のステップを踏み出そうとする子ども達に対する勉強面での個別のサポートを行います。それと同時に、派遣される大学生が、活動を通じて現代社会における子ども達の辛さや苦しさなどの状況理解を深める機会になっています。この事業の広報を充実させ、利用者増を目指します。

「 総合学習のための多文化共生セミナーの実施事業 」

助成金額1,760,000円
団体名特定非営利活動法人 多文化共生センター
代表者田村太郎
所在地大阪府大阪市

外国人の定住化が進む中で、大阪府内でも外国籍児童生徒の未就学や中退、長期欠席の状況は深刻です。その大きな原因として、外国人の子どもと日本人の子どもとの間に、他者との違いを尊重しながら関係をつくり相互理解を図るような機会がなく、指導もないということが挙げられます。地域の学校において文化的、身体的な違いをもつ子ども同士の関係づくりのプログラムができるよう、教員研修を実施します。

「ライズ学園のサポート体制の充実化とスタッフ研修事業」

助成金額2,050,000円
団体名特定非営利活動法人 リヴォルヴ学校教育研究所
代表者小野村 哲
所在地茨城県つくば市

代表の小野村氏は、16年間、公立中学校の英語教諭でした。授業の中で「post」と「stop」をどうしても見分けられずにいた生徒のことが忘れられません。子ども達一人一人の特徴に注目し、各々の興味や関心、成長のペースに合わせた学習を進められる新しいきめ細かい学びの形を提案するため団体を設立しました。当事業は、助成を通じてスタッフ研修等を実施し、活動のさらなる発展を目指します。